元プロ野球選手でドラフト1位指名を受けた山下斐紹被告が、コカイン所持の罪で起訴されました。
彼の輝かしいキャリアから一転した現状は、多くのファンに衝撃を与えています。
本記事では、山下斐紹被告の詳細な経歴、事件の背景、そして彼の私生活について詳しく解説します。
山下斐紹の経歴
山下斐紹(やました あやつぐ)被告は、1992年11月16日、北海道札幌市西区で生まれました。
6歳の時に千葉県千葉市美浜区へ転居し、兄の影響で野球を始めました。
兄・貴将はインディーズバンド「Sugarless Infant」のボーカルをしています。
習志野高校では捕手として活躍し、2010年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受け、プロ入りを果たしました。
山下斐紹のプロ野球での歩み
入団より引退までをまとめてみます。
- 福岡ソフトバンクホークス(2011年 – 2017年): 入団当初から将来を期待されましたが、一軍での出場機会は限られていました。
- 東北楽天ゴールデンイーグルス(2018年 – 2020年): 2017年11月、トレードで楽天に移籍。2018年7月24日にはプロ初本塁打となるサヨナラ2点本塁打を放つなど、キャリアハイとなる43試合に出場しました。
- 中日ドラゴンズ(2021年 – 2022年): 2020年12月に中日ドラゴンズと育成選手として契約。2021年6月に支配下登録されましたが、一軍での活躍は限定的で、2022年10月に戦力外通告を受け、同月に現役引退を表明しました。
山下斐紹の素行問題、私生活は?
現役引退後の2022年11月1日、名古屋市中区錦に「野球バー DIAMOND」を開業し、オーナーとして活動していました。
山下斐紹の店で、WBC観戦したの怖い思い出だな…(笑) pic.twitter.com/045B3skY5j
— Horie(dugon) (@yuzu_raf_) December 4, 2024
経営はうまく回っていたみたいです。
このバーは、野球ファンや元選手が集う場所として知られていました。
結婚・離婚・子ども
山下斐紹被告は結婚をしていましたが、奥さんの名前は確認できていません。又、子どもは2男1女を設けてます。
素行について
- プロ野球選手時代、2012年の春季キャンプで寝坊による遅刻が報じられ、二軍降格となったことがあります。
- また、2021年には新型コロナウイルス対策として禁止されていた外食を行い、10日間の自宅謹慎処分を受けています。
- 女性にしかサインをしなかった。
- ソフトバンク時代、甲斐や牧原が夕方まで練習しているのを見て、嘲笑っていました。
これらの事例から、規律面幾度となく指摘を受けていました。
山下斐紹の起訴内容は?
2023年9月12日、山下斐紹被告が経営する名古屋市中区のバー「野球バー DIAMOND」において、約0.458グラムのコカインを所持していたとして逮捕されました。
検察によれば、山下斐紹被告は同年3月頃から知人の勧めでコカインを使用し始め、バーのトイレで使用していたとされています。
初公判の詳細
- 日時: 2024年12月4日
- 場所: 名古屋地方裁判所
- 起訴内容: 麻薬取締法違反(所持)
- 検察側の求刑: 懲役1年
- 弁護側の主張: 執行猶予付き判決を求め、山下氏が反省していることや生活の支援が誓約されていることを強調
山下氏は起訴内容を認め、「軽い気持ちだった」と述べ、反省の意を示しています。
山下斐紹への社会的反響と今後の展開は?
この事件は、元ドラフト1位選手の転落として大きな注目を集めました。
SNS上では、「ドラ1で入団した時、夢があったのに」といった失望の声や、「元ドラ1選手の末路に悲しみを覚える」といった嘆きの声が多く見られました。
また、山下斐紹被告の名前はX(旧Twitter)のトレンドにも上がり、事件の衝撃を物語っています。
今後の展開
- 判決の行方: 執行猶予付き判決が下されるかが注目されています。
- 社会復帰: 山下氏は反省の意を示しており、交友相手などの支援体制が整っているとされています。
- 再犯防止: 知人との関係を絶ったことを強調しており、再犯防止への取り組みが期待されています。
- メディアの注目: 判決後の生活や社会復帰へのプロセスが注目されています。
まとめ
山下斐紹被告は、ドラフト1位でプロ野球の世界に飛び込み、複数の球団でプレーしましたが、期待された活躍を十分に果たせず、現役を引退しました。
引退後はバーを経営していましたが、コカイン所持による逮捕・起訴という事態に至りました。
彼のこれまでの経歴や素行を振りかえりると悲哀を感じてしまいますね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。