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筧千佐子死刑囚は12月26日午前に病気により死亡したことが報道されています。
2021年に死刑が確定していましたが、死刑執行は先延ばしになっており、獄中死は遺族の思いも無駄になる、との意見もあります。
今回は筧千佐子死刑囚死去の事実に迫り、高齢化する死刑囚問題も考えていきます。
筧(かけひ)千佐子の生い立ち
- 1946年11月に長崎県で生まれる。
- 私生児のため、北九州市の山下家に養子に出された。
- 県内有数の進学校東筑高校に入学。
- 卒業後九州大学へ進学希望するも養父に反対され都市銀行である住友銀行に就職。
- 22歳に最初の結婚。
- 関西青酸連続殺人事件の容疑者。2021年に死刑判決。
筧千佐子の死因は?
筧千佐子の死因は以下より
自死ではなく病死と判断される
となります。
死亡確定までの経過
2024年12月26日、筧千佐子死刑囚は大阪拘置所で倒れているのが発見され、病院に搬送された後、約1時間後死亡が確認されました。
午前7時半過ぎに職員によって発見された際、彼女はあおむけに倒れており、呼吸はあったものの、職員の呼びかけには反応しませんでした。
筧千佐子死刑囚は、ぜんそくや高血圧といった持病を抱えており、これらの病状に対して薬による治療を受けていました。
特に高齢であることから、体力の低下が懸念されていましたが、これらの持病が彼女の死因にどのように関与しているのか、今後の調査が待たれます。
自殺の形跡は確認されていません。
法務省は、今回の事象を鑑み、
としています。
筧千佐子は認知症だった?
筧千佐子死刑囚は逮捕後に精神鑑定を受けた時に軽度の「アルツハイマー型認知症」と診断されていました。
筧千佐子死刑囚が認知症を発症したのは2015年頃の事で、その事実は裁判でも事実認定されています。
この事実より、弁護士は訴訟能力がなく無罪だと主張していました。
しかし、裁判所は筧千佐子死刑囚に訴訟能力がないことを認めず、弁護側の主張を退けています。
筧千佐子死刑囚を精神鑑定した医師は「利害の判別は付き、公判で自己を守る能力はある」と証言しており、裁判所もこの判断を指示した事になります。
【独自】“青酸化合物”連続殺人・筧千佐子確定死刑囚(78)が死亡(TBS NEWS DIG Powered by JNN)#Yahooニュース
— 風緑ラピス💚⚙️超辛口・鋼鉄堕天使 (@Lapis_019) December 26, 2024
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認知症患者は、原則執行が先延ばしとなる。
恐らくは、それに伴う老衰だろう。
帝銀事件の元・死刑囚もそれに当てはまり、老衰で天寿を全うしています。
しかし最高裁判決より数年経っており、認知症は進んでいなかったのでしょうか?
本人が病気で亡くなっている事より知る由もありませんが・・・
高齢者死刑囚の死刑のあり方は?
筧千佐子死刑囚は2021年に最高裁で死刑が確定しました。
日本の死刑執行は、特別な理由がない限り
死刑判決が確定してから6ヶ月以内に死刑が執行されなければならない
という法律があります。
しかし、1960年以降6ヶ月以内の執行はないのが現実です。
現状では数年から数十年刑の執行までかかるのが当たり前です。
今後受刑者の高齢化、筧千佐子死刑囚と同じように認知症リスクも大きくなる事が予想されます。
日本という国は本当に犯罪者に甘い国。だから気軽に犯罪ができる。犯罪者の人権を重視、「更生の余地が」などと馬鹿なことを言って刑を軽くしたり、死刑判決でも刑を執行しないで病気で死んでいく。死刑判決の意味がない。税金の無駄使いだし、善良な市民が傷つく。犯罪に関しても後進国になっていく。
出典:Yahooコメント
「青酸化合物」連続殺人事件の筧千佐子死刑囚が死亡
— 今日は鶏飯食べたい気分 (@YamaHir92799797) December 26, 2024
刑務所内は医療も介護も私らの税金や社会保障費で充実してるからなぁ
死刑囚は死刑執行されなきゃ老人ホームに入所してるのとそんなに変わらんのよな
手厚く至れり尽くせりな分、刑務所の方がマシかも?
犯罪者が天寿全う
法務大臣は仕事しろや
さっさと死刑執行しないからだよ。
— 野球好きなタヌキ (@baseballcats123) December 26, 2024
法務大臣さ。
これじゃ、ある程度歳取ったら死刑になりゃ、役務もなく孤独死もなく、天寿全うできる仕組みじゃん。アホらし。
“青酸化合物”連続殺人・筧千佐子確定死刑囚(78)が死亡(TBS NEWS DIG Powered by JNN)#Yahooニュースhttps://t.co/9klw7p0TVm
今一度、死刑制度について振り返る時期にきているのではないでしょうか。
まとめ
筧千佐子死刑囚の病死と高齢者死刑囚について検証してきました。
- 筧千佐子死刑囚の死因は病死の可能性が高い。
- 死刑囚の高齢化は病気、認知症のリスクがある。
- 今後の高齢化社会同様に、死刑囚の高齢化も進んでおり、死刑制度の見直しも必要。
日本自体の高齢社会化による弊害は今後も多く影響される事象があると考えられます。
今後も被収容者の健康管理を徹底し、異常の早期発見に努める